WHO 同時流行で“感染者の津波”懸念
WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスのオミクロン株とデルタ株が同時に流行し、“感染者の津波”を引き起こしていると懸念を示しました。
テドロス事務局長は29日、オミクロン株とデルタ株が同時に流行している国では、感染者や入院患者などが急増し、医療機関がひっ迫していると懸念を示しました。
また、年末までにすべての国で人口の40%が新型コロナウイルスのワクチン接種を終える目標については、92か国が達成できなかったと明らかにしました。
その上で、来年7月初めまでにすべての国で人口の70%が接種を終える目標を達成するため、各国にワクチンの公平な分配などに協力するよう改めて呼びかけました。