タイ政府 入国時の隔離免除を無期限で停止
新型コロナウイルスのオミクロン株の急増を受け、タイ政府は7日、ワクチン接種者の入国時の隔離を免除する制度を無期限で停止すると発表しました。
タイは去年11月から、ワクチン接種を条件に日本など指定国からの入国者の隔離を免除してきましたが、オミクロン株の急増を受け先月、この制度の新規受け付けを一時停止しました。
その後も感染拡大が収まらないことから、タイ政府は隔離免除制度を無期限で停止すると発表しました。
タイに入国する場合は、引き続き少なくとも7日間の隔離が義務づけられます。また、タイ政府はバンコクやプーケットなど8都県について、飲食店でのアルコールの提供を午後9時までに制限することも決めました。
タイでは今週に入って1日あたりの新規感染者が急増していて、7日は7526人と、1週間で2倍以上に増えています。