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接種会場は“飛行機”子どもに向け ドイツ

2022年1月11日 21:36

感染が広がっているドイツ。小学生以上の子どもの感染率がほかの年齢層のおよそ2倍となる中、西部の都市、ケルンでは、飛行機が子どもたち用のワクチン接種会場になっています。

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感染が広がっているドイツ。(感染者 760万5112人 死者 11万4355人 米ジョンズ・ホプキンス大 11日午後5時時点)

小学生以上の子どもの感染率がほかの年齢層のおよそ2倍となる中、西部の都市、ケルンでは、あるユニークな場所がワクチン接種会場になっています。

それは飛行機の中。無重力体験の実験機を5歳から11歳の子どもたち用のワクチン接種会場に改造。子どもたちの不安を少しでもなくそうというのが狙いです。

接種を受けた子ども
「飛行機の中でワクチンを打てるのはいいことだと思う。かっこいい」

ワクチンを接種した子どもたちに贈られるのは、「勇気の証明書」です。そんな勇敢な子どもたちには、普段は入れない、コックピットの見学などの特典もありました。

接種を受けた子どもの保護者
「子どもたちにとっては、注射を打たれるのは不安なものなので、(飛行機の中で接種するのは)いい気晴らしになると思います。機内は診察室とは違うんです。素晴らしいことだと思います」

ドイツの予防接種常設委員会は、持病のある5歳から11歳の子どもなどへのワクチン接種を推奨。ファイザー社製のワクチンを2回接種する必要があるとしています。