オミクロン株警戒で“時短営業”延長 韓国
韓国では、12日の新規感染者のおよそ2割がオミクロン株に感染していました。このため、政府は、16日までの期間、夜9時までとしていた飲食店の営業時間の制限を、さらに3週間延長することを決定しました。
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世界で感染が拡大する中、去年12月中旬をピークに、感染者がやや減少傾向にある韓国。追加接種が進み、18歳以上の接種率は5割を超えました。追加接種の対象は18歳以上のすべての人で、2回目の接種から3か月たてば接種することができます。
そこで、去年9月、2回目の接種を終えている記者も早速、接種に行きました。
記者(韓国・ソウル 14日)
「私も予約がとれたので、これから接種しに行きたいと思います」
向かったのはソウル市内の個人病院です。
医師
「3回打っても、マスクをちゃんとして、予防の規則を守るようにしてください」
そして、追加接種が完了。およそ15分後には追加接種の証明がアプリに登録されていました。
追加接種が進む一方で、懸念されているのがオミクロン株です。政府は、12日の新規感染者のおよそ2割がオミクロン株に感染していたことを明らかにし、警戒感を強めています。
このため、16日までの期間、夜9時までとしていた飲食店の営業時間の制限をさらに3週間延長することを決定。
韓国 金富謙首相
「今後3週間、旧正月連休が終わる週まで感染対策を延長することにします」
その一方で、会食などの人数制限は4人から6人に緩和するとしています。