NY州知事「感染のピークを越えた」
新型コロナウイルスのオミクロン株による感染の急拡大が続いていたアメリカ・ニューヨーク州で、新規感染者数と入院患者数がともに減少傾向となり、州知事は感染のピークを越えたとの認識を示しました。
ニューヨーク州・ホークル知事「ピークを越えました。この発表をどれほど待っていたことか。新規感染者数の7日間平均が減少し始めたのです」
ニューヨーク州のホークル知事は14日の会見でこのように述べ、州内の新型ウイルスの感染拡大がピークを越えたとの認識を示しました。13日の新規感染者数は5万人を下回り、過去最多を更新した今月7日の9万人あまりから大幅に減少した形です。また、入院患者数も2日連続で減少しています。
一方で、アメリカ全体では依然として感染拡大に歯止めがかからず、CDC(=疾病対策センター)の集計によると、13日時点の新規感染者数の7日間平均は80万人に迫り、過去最多を更新しています。