コロナ急拡大おそれ NY州で非常事態宣言
アメリカ・ニューヨーク州のホークル知事は26日、新型コロナウイルスの感染が急拡大するおそれがあるとして、非常事態を宣言しました。
来月3日から少なくとも来年1月15日まで医療従事者や病床を確保するために不要不急の医療行為を制限することなどが可能になります。
ホークル知事は声明で、南アフリカで見つかった新たな変異株「オミクロン株」について、「まだ州内では見つかっていないがそのうち来る」と警戒感を示しました。
ニューヨーク州では、11月に入り新規感染者数が再び増加傾向となっていて、1日あたり6000人を超える日が続いています。感謝祭やクリスマスの休暇で人の移動や集まりが増えることからさらなる感染の拡大が懸念されています。