中国GDP 前年比8.1%プラスに
中国の去年のGDP=国内総生産の伸び率は、前の年に比べ8.1パーセントのプラスとなりました。
国家統計局が17日に発表した去年1年間のGDP=国内総生産の伸び率は、前年比8.1パーセントのプラスになりました。
コロナ禍で落ち込んだ2020年に比べ、製造業や輸出が好調で、「6パーセント以上」としていた政府目標を達成した形です。
ただ、去年10月から12月の伸び率は4パーセントと鈍化しているのに加え、去年末から新型コロナの感染拡大で複数の都市がロックダウンするなど、「ゼロコロナ政策」による個人消費や企業活動への影響が深刻になっていて、先行きの不透明感が増しています。