ナワリヌイ氏、プーチン政権と対決の意思
ロシアで毒殺未遂に遭った野党指導者のナワリヌイ氏が17日、当局に拘束されて1年になるのにあわせてSNSにメッセージを投稿し、今後もプーチン政権と対決していく意思を表明しました。
ナワリヌイ氏は17日、自身のインスタグラムにメッセージを投稿し、反政権の活動について「1秒も後悔していないし、これからも続ける」と述べ、改めて、プーチン政権と対決する意思を示しました。
また、支持者に向けて「唯一恐れるべきは、うそつき、泥棒、偽善者に自らの祖国を略奪されることだ」と訴え、支援に大変感謝していると述べています。
ナワリヌイ氏は2020年8月、ロシア国内で毒殺未遂に遭い、その後、ドイツで療養しましたが、ちょうど1年前に帰国したモスクワの空港で当局に拘束されました。
現在は、禁錮2年8か月の実刑判決を受けて収監されています。