米国務長官、ウクライナを訪問し支援表明
軍事的緊張が高まるウクライナ情勢をめぐって、アメリカのブリンケン国務長官が19日、ウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。ウクライナに対する支援を表明し、対ロシアでの連携を確認しました。
ブリンケン国務長官「我々は、問題を外交で解決し、緊張を緩和させることを明確に望んでいる」
会談でブリンケン長官は、ウクライナ問題の外交による解決を強調する一方、ロシア軍が侵攻すれば、ウクライナへの軍事支援を強化する考えを改めて伝えました。
また、ゼレンスキー大統領も、「ウクライナの独立と主権に対するアメリカの強いサポートに感謝する」と述べ、両者は対ロシアで連携することを確認しました。
ブリンケン長官はこのあと20日にドイツを訪れ外相と会談し、ヨーロッパの同盟国との結束を確認する考えです。これを踏まえて21日にスイスでロシアのラブロフ外相との直接会談に臨み、ウクライナ問題の外交による解決を模索します。