林外相と米国務長官、初めて対面で会談
林外務大臣とアメリカのブリンケン国務長官は11日、訪問先のイギリスで初めて対面での会談を行いました。
林外務大臣「ビートルズゆかりの地リバプールで初めて対面で会えるのを大変うれしく思います」
両外相は、中国や北朝鮮を念頭に安全保障環境が厳しさを増す中で、日本とアメリカに韓国を加えた3か国の緊密な連携が重要との考えを再確認しました。
台湾海峡については、「平和と安定が重要である」との認識を改めて共有したということです。
また「自由で開かれたインド太平洋」実現へ向け、オーストラリアやインド、ASEAN(=東南アジア諸国連合)などとの連携を深めていくことでも一致しました。
一方、アメリカやイギリスなどがすでに表明している北京オリンピックの「外交的ボイコット」については話題にのぼらなかったということです。
このほか、岸田総理大臣のアメリカ訪問や、日米2プラス2をできるだけ早期に開催できるよう調整を進めることで一致しました。