英病院で新生児7人殺害、他6人も殺害しようと… 看護師の女に終身刑「私は悪魔、私がやった」自宅から手書きメモも
イギリスの病院で新生児7人を殺害し、他に6人の新生児を殺そうとした看護師の女に裁判所は21日、終身刑を言い渡しました。
終身刑となったのはイギリス中部チェスターの病院で働いていた看護師、ルーシー・レトビー被告です。
裁判所は21日、レトビー被告が2015年からおよそ1年の間に、新生児の胃や血管に空気を注入したり、ミルクを過剰に与えたり、インスリンを投与するなどして新生児7人を殺害し、他の新生児6人も殺害しようとしたとして、仮釈放が認められない終身刑を言い渡しました。
イギリスでは死刑が廃止されているため、終身刑が最高刑となります。
レトビー被告の自宅の捜索では、「私は悪魔、私がやった」などと記した手書きのメモが見つかっています。地元メディアは、レトビー被告が他にもおよそ30人の新生児に危害を加えた可能性があるとしています。