ロシア軍、パイプライン通り…ウクライナ軍に対し奇襲攻撃 クルスク州で猛攻続ける
ロシア西部で一部地域を占領するウクライナ軍に対し、ロシア軍が猛攻を続けています。ロシア軍がガスのパイプラインを通り、奇襲作戦を仕掛けたということで、地元メディアなどがその映像を報じています。
ロシア西部クルスク州でガスパイプラインの内部を移動するロシア兵の映像では、いまは使われていない真っ暗なパイプラインをロシア兵が前かがみで歩き、ガスマスクを装着している様子も確認できます。
ロシアの独立系メディアなどによりますと、クルスク州で一部地域の占領を続けるウクライナ軍に対し、ロシア軍の兵士最大100人が、およそ16キロあるパイプラインの内部を移動し、背後から奇襲攻撃を仕掛けたということです。
ロシア軍は、この奇襲により、戦況で優位に立ったと主張する一方、ウクライナ軍は動きを察知して攻撃し、敵に損害を与えたとしています。
クルスク州をめぐっては、ロシア軍がウクライナ軍の部隊をほぼ包囲していると伝えられていて、今後の停戦交渉をにらみ、占領地の奪還を急いでいます。
最終更新日:2025年3月11日 20:32