予備役兵士への支払い問題など プーチン氏「直接国民に会って話を聞く」
ロシアのプーチン大統領は7日、ウクライナ侵攻のため動員した予備役の兵士への支払いをめぐる問題などについて、自ら収拾に乗り出す考えを示しました。
ロシア軍への動員をめぐっては、国防省が先月下旬、予定していた30万人が集まったと発表しています。しかし、動員された兵士が「約束された支払いが行われていない」として、集団で抗議していると独立系メディアが報じていました。
こうした中、プーチン大統領は7日、動員された兵士への支援について、国民から直接話を聞く考えを示しました。
プーチン大統領「私はこの件について直接国民に会って話を聞こうと思う」
動員した兵士への一時金として、プーチン大統領は今月2日、19万5000ルーブル、日本円で46万円あまりを支払うことを約束していました。
動員をめぐり、国民の不満が収まらない中、大統領自ら対応に追われる事態となっています。