米大統領夫人も…コロナ「リバウンド」陽性を発表
アメリカのホワイトハウスは24日、バイデン大統領の妻、ジル夫人が新型コロナウイルスの検査で再び陽性になった、と明らかにしました。
ジル夫人は前日の23日には検査で陰性でしたが、24日の簡易検査で再び陽性が確認されたということです。症状はなく、地元デラウェア州で自主隔離を行うとしています。
また、バイデン大統領は24日の検査で陰性でしたが、濃厚接触者となり、今後10日間、屋内や面会などの際に、マスクを着用するということです。
ジル夫人は、バイデン大統領とともに夏休みを過ごしていた今月16日に感染が発表され、治療薬「パクスロビド」を服用しました。
ホワイトハウスは、今回の陽性は、この「パクスロビド」で治療した患者のごく一部にみられる、「リバウンド」と呼ばれる陽性に戻る現象だとしています。
「リバウンド」現象をめぐっては、バイデン大統領も、先月新型コロナウイルスに感染した際、「パクスロビド」を服用して回復した後、再び検査で陽性となり、自主隔離を余儀なくされました。