都会のビーチに「サメ」海水浴客らケガも… 取材中にも出現 ニューヨーク
アメリカ・ニューヨークのビーチで、先月末から海水浴客やライフセーバーがサメに襲われ、ケガをする事故が発生しています。海水浴客から不安の声が上がるなか、取材中にもサメが海岸付近に現れ、避難する事態になりました。
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夏本番を迎え、海水浴を楽しむ人でにぎわうアメリカ・ニューヨークのビーチ。穏やかなこの海をいま、脅かしているのが、海岸に現れるサメです。
海水浴客
「夏にこれほど多くのサメが現れたことはなかったです」
地元メディアによると、ニューヨーク州のビーチでは、先月末から海水浴客やライフセーバーがサメに襲われ、ケガをする事故が5件発生しました。
海水浴客からも、不安の声が上がりました。
海水浴客
「とても怖いです。あまり深いところには行かないようにしています」
サメの出現を受け、地元警察はヘリコプターやドローンを使い、上空から警戒にあたっています。
そして取材中にも――
ライフセーバー
「すぐそこにサメがいるぞ!」
記者
「警察が、この辺りの海でサメが出たと発表しました。それを受けて、海の中から上がるように促されています」
サメが海岸付近に現れたため、避難する事態になりました。
専門家は「温暖化による海水温の上昇で、暖かい海域に生息するサメが北上している」と指摘しています。