「国慶節」のべ20億人超が移動 海外旅行の人気の行き先は日本が1位 中国
中国政府は、建国記念日にあたる「国慶節」の大型連休で移動した人が、のべ20億人を超えたと発表しました。
中国の交通運輸省は、今月1日から7日までの「国慶節」の大型連休中、旅行や帰省などで移動した人数が、のべ20億800万人だったと発表しました。
1日あたりの移動人数は、去年に比べ平均で4.1%増加したほか、新型コロナウイルス流行前の2019年と比べて、23.4%増加したということです。
また、中国国内を旅行した人は7億6500万人で、新型コロナ流行前と比べ10%以上増加しました。
消費額もおよそ7000億元、日本円で14兆円となっています。
このほか連休中の出入国者数はのべ1309万8千人と、1日あたりの平均が去年に比べ25.8%増加しました。
大手旅行会社によりますと、海外旅行の一日の平均販売件数も過去最高を記録し、人気の行き先は日本が1位だったということです。