インドネシアのマラピ火山で大規模な噴火が発生、噴煙の高さ約1万5000メートルに
インドネシア・スマトラ島のマラピ火山で3日、大規模な噴火が発生しました。
現地の映像には噴煙が高く立ち上っている様子が捉えられています。
気象庁によりますと、日本時間3日午後5時40分ごろ、インドネシアのマラピ火山で大規模な噴火が発生しました。
オーストラリアにあるダーウィン航空路火山灰情報センターによりますと、噴煙の高さはおよそ1万5000メートルに達したということです。
現地は道路が大量の火山灰で覆われているのが分かります。
AP通信によりますと、今のところ死傷者は確認されていないということです。
マラピ火山は、これまでも噴火を繰り返していて、火口から3キロ以内に立ち入らないように呼びかけられていました。
この噴火を受けて、気象庁は日本への津波の影響について調べていましたが、4日午前3時に「津波の影響はない」という情報を発表しました。
これまでに、国の内外にある検潮所で目立った潮位変化はなかったということです。