各国救助隊、約70人を救出 ハイチ大地震
地震発生から7日目を迎えたハイチでは、各国の救助隊が夜を徹して救出作業を行った。国連によると、30か国以上から計1700人の救助隊が活動していて、これまでに約70人の生存者を救出したという。
首都・ポルトープランスでは17日、倒壊したスーパーマーケットから男女2人が5日ぶりに助け出された。また、倒壊した国連の施設からはデンマーク人の職員が助け出されるなど、懸命の救出作業が続いている。
一方、非常事態宣言が出されている現地では、支援物資が十分に行き渡らず、生活品の略奪行為が相次ぐなど治安の悪化が深刻化している。
こうした中、医療チームなどを含む日本の国際緊急援助隊が日本時間18日早朝、ハイチに到着した。これから約2週間、支援活動を行う。