大地震発生から９日目を迎えたハイチの医療テントで２０日、新しい命が生まれた。

　大地震による壊滅的被害を受けたハイチでは、各国の医療チームが仮設テントを建設し、ケガ人の治療にあたっている。ベルギーとドイツの医療チームのテントで２０日、男児が誕生した。母子共に健康で、震災の中、生まれた命に父親や医療スタッフも喜びを隠しきれない様子だった。

　アメリカ地質調査所（＝ＵＳＧＳ）によると、２０日、１２日の大地震以降、最大規模となるマグニチュード５．９の地震が起きた。これまで大きな被害は報告されていないが、被災者の一部がパニックに陥ったという。