ネパール大地震6日目 10代少年を救出
発生から6日目を迎えたネパールの大地震で、犠牲者が5500人を超える中、30日、新たに10代の少年が救出された。
救助活動が続く中、カトマンズ市内ではガレキの中に閉じ込められていた10代の少年がアメリカの救助隊によって救出されたという。しかし、AP通信によると、この地震での死者数はネパールと周辺国で5500人以上に上り、さらに増える恐れがある。
カトマンズの病院では病室が足りず、屋外にテントを張って治療などを行う様子も見られた。
各国からの支援が広がる一方、空港には救援物資が山積みにされたままで、配送先が決まっていないという。
避難所にも物資が十分には届いておらず、ネパール政府の混乱ぶりに対し、国民からは不満の声も上がっている。