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NYダウ 1年半ぶりに1万1000ドル台

2010年4月13日 9:20

 12日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は先週末比8ドル62セント高い1万1005ドル97セントで取引を終えた。1万1000ドルを超えたのは、08年9月26日以来、約1年半ぶりとなる。

 これは、ギリシャの財政問題に対して、ユーロ圏の16か国が支援することで合意し、市場に安心感が広がったため。また、これから本格化するアメリカの主要な企業の決算発表に対する期待感などから買い注文が優勢となった。ダウ平均株価は3営業日連続の上昇で、個別の銘柄では「キャタピラー」などが買われた。

 また、ハイテク株中心のナスダック総合指数も3営業日連続で上昇しており、先週末比3.82ポイント高い2457.87で、08年6月以来の高い水準となっている。