後継者問題で中国側から一定の理解と分析
北朝鮮・金正日総書記が先月、中国を訪問した際、三男・ジョンウン氏が有力とされる後継者問題で、中国側から一定の理解を得たと韓国の情報機関が分析していることが明らかになった。
これは韓国の情報機関「国家情報院」の元世勲院長が13日、国会での報告のなかで明らかにしたもの。元院長は訪中の目的について「経済支援の獲得と後継者問題だった」とし、報告を聞いた黄震夏議員は、「(元院長は報告の中で)後継体制について認めてもらうことでは相当な成果があったとみていると答えていた」と述べた。
元院長は、金総書記が後継問題で中国から一定の理解を得たとした上で、ジョンウン氏が訪中に同行した可能性もあるという見方を示した。