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米研究機関が写真公開、北の被害が明らかに

2010年12月2日 13:44

 北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃した事件で、北朝鮮側の被害の様子が初めて明らかになった。

 これは、アメリカの民間衛星写真会社「DIGITAL GLOBE」が撮影した衛星写真をアメリカの研究機関が公開したもので、延坪島に砲撃を行った北朝鮮軍の陣地には、畑の中に偽装した砲台が並んでいる。また、その近くの地面に、応戦した韓国軍の砲弾によってできたクレーターがあるのが確認できる。ただ、北朝鮮軍の砲台そのものにはさほど被害がないように見える。

 韓国の情報機関は、「韓国軍が放った80発の砲弾のうち、45発が北朝鮮の陸地に着弾した」と分析している。