中東イエメンで群集事故 少なくとも78人死亡 断食月明け前の支援金配布、爆発音でパニックか
中東イエメンの首都サヌアで19日夜、群集事故があり、少なくとも78人が死亡しました。
事故があったのは首都サヌアにある学校で、イスラム教の断食月、ラマダンが明けるのを前に、貧しい人々に支援金を配布する催しが行われていました。
当時数百人が集まっていたということですが、AP通信は、目撃者の話として、武装組織フーシ派のメンバーが群衆を制御しようと空中に向け発砲、弾が電線に当たって爆発音がしたことで、人々がパニックに陥ったと伝えています。
この事故で、これまでに少なくとも78人が死亡、多くの負傷者が出ているということです。
当局は、催しを企画した2人の身柄を拘束し、調べを進めています。