×

NATO、カダフィ政権軍への空爆継続合意

2011年4月15日 3:53

 NATO(=北大西洋条約機構)は14日、外相会議を開き、リビアのカダフィ政権軍への空爆を継続することで合意した。

 ドイツ・ベルリンで開かれた会議には、加盟28か国の外相らが出席し、リビアへの軍事作戦について協議した。この中で各国は、カダフィ政権軍が市民への攻撃を停止して兵士を撤退させない限り、リビアへの空爆を続けることで合意し、最高指導者・カダフィ大佐に即時退陣を求めるとしている。

 しかし、多国籍軍としての今後の作戦については、空爆強化を求めるフランス・イギリスと他の国との間で意見の対立が見られ、軍事作戦は決め手を欠いたまま、長期化するとの見方が広まっている。