アメリカ・ロサンゼルス郊外で起きた銃の乱射事件で、容疑者の男は事件当時、少なくとも42発の銃弾を発射していたことがわかりました。

この事件は21日夜、ロサンゼルス郊外、モントレーパークのダンスクラブで72歳のアジア系の男が銃を乱射したものです。

地元当局は死者数について、これまでの10人から新たに1人増え、11人になったとした上で、現場で42発の薬きょうが見つかったと明らかにしました。

また、男は以前にも銃器の不法所持で逮捕されていて、自宅からはライフルや数百発の銃弾も見つかったということです。

男は事件後、逃走していましたが22日、当局に取り囲まれ自殺しました。

犯行の詳しい動機はわかっていませんが、地元市長はNBCの取材に対し、「男は元妻が春節を祝うイベントでダンスクラブにいると考え、現場に行ったのだと思う」と、元妻を狙った犯行との見方を示しています。