NY外為市場 4か月ぶりの円高水準
21日のアメリカ・ニューヨーク外国為替市場で、円高が一段と進んだ。
21日のニューヨーク外為市場の円相場は一時1ドル=78円34銭をつけ、東日本大震災直後に戦後最高値をつけて以来、約4か月ぶりの円高水準となった。ユーロ圏の首脳会議でギリシャに対する金融支援が進むとの見方からユーロに対してドルが売られ、つられて円相場も上昇した形となった。
また、21日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は、ヨーロッパやアメリカの債務問題で進展があるとの期待感から大幅に値を上げた。ダウ平均株価は前日比152ドル50セント高い1万2724ドル41セントで取引を終えた。
また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比20.20ポイント高の2834.43だった。