銃乱射事件相次ぎ 全米各地で大規模な銃規制デモ
銃乱射事件が相次ぐアメリカで銃規制を訴える大規模なデモが各地で行われました。
首都ワシントンでは中心部に数千人が集まり、2018年にフロリダ州の高校で起きた銃乱射事件の生存者らが銃規制の強化を訴えました。
銃乱射事件の生存者「19人の子どもが学校で殺されることを防ぐ措置を政府がとれないのなら、政治家を代えるべきです」
一方で、NBCによりますと、デモの会場に突然銃のようなものを持った男が現れ、デモの参加者が一斉に逃げ出す場面もありました。
父親を銃犯罪で失った男性「こういう事件は誰にでも起きるということを、身をもって示したかったから参加しました。何かが変わらなければいけません」
銃規制を訴えるデモは全米300か所以上で行われ、バイデン大統領も大規模デモを歓迎し、議会で審議が進まない銃規制の強化法案の成立を改めて訴えました。