カンボジア南東部のバベットで日本人12人が現地当局に保護されました。12人は特殊詐欺に関与させられていた可能性もあるとみて現地当局が調べています。

カンボジアの日本大使館によりますと、今月3日と7日にカンボジア南東部のベトナム国境にあるバベットで日本人あわせて12人が現地当局に保護されたということです。

関係者によりますと、12人は高収入の仕事があるなどと、うその求人に誘われてカンボジアを訪れ、実際は特殊詐欺に加担させられていたとみられています。

カンボジアでは「リゾートバイト」名目でSNSを使って特殊詐欺グループへの勧誘が相次いでいます。

12人を勧誘したとみられる別の日本人が逃走しているということで、現地当局が行方を追っています。