世界最大の家電の見本市がアメリカ・ラスベガスで日本時間１１日に始まるのを前に、大手メーカーが新製品を発表した。

　家電の見本市には、日本メーカーも含め、世界から約２７００社が参加する。今年、注目されているのは「スマートテレビ」とも呼ばれる、インターネット機能を強化した次世代のテレビ。「ソニー」や「東芝」は、タブレット端末との連携を強化し、番組情報を簡単に検索できる機能を盛り込んだ。また、タブレット端末に表示しているインターネットサイトの画面を、ボタン一つで大きなテレビでも見られるようにすることができるという。

　東芝・大角正明上席常務「新しい“つながる”テレビをきっちり出していく。ランクアップを含めたところをやっていかないと、この業界、非常に厳しいと思う」

　韓国の「サムスン電子」は、リモコンの代わりに声や手ぶりでの操作を可能にしたテレビを発表し、関心を引いていた。