米ウクライナ会談受け英スターマー首相「ロシアも停戦に同意しなければならない」とロシア側に決断迫る

英スターマー首相のSNSより
アメリカとウクライナの政府高官による会談を受けて、ヨーロッパの首脳陣からは歓迎の声があがっています。
イギリスのスターマー首相は「ウクライナの平和にとって重要な瞬間だ」と歓迎した上で、「ロシアも停戦と戦闘の終結に同意しなければならない」と述べました。
その上で、15日に再びヨーロッパの首脳陣らを集めて会合を開く予定だと明らかにして、「この戦争に終止符を打つサポートをする用意がある」としています。
フランスのマクロン大統領は「明らかにボールはロシア側にある」と、ロシアに決断を迫った上で、「フランスとそのパートナーたちは、ウクライナの安全の保証を確保した形での恒久的な平和に向けて引き続き尽力する」としています。
EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長は「ウクライナにとって包括的で公正かつ恒久的な平和への一歩となり得る前向きな展開だ」と述べ、交渉をめぐって、EUがウクライナを支援する用意があることを示しました。
最終更新日:2025年3月12日 6:45