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ミャンマーで拘束まもなく1か月 久保田さん作品の上映会 東京

2022年8月29日 1:05
ミャンマーで拘束まもなく1か月 久保田さん作品の上映会 東京

ミャンマーで日本人の久保田徹さんが治安当局に拘束されてから1か月となるのを前に、28日、東京都内で久保田さんの作品の上映会が開かれました。

イベントにはおよそ50人が集まり、久保田さんがミャンマーで撮影したドキュメンタリー作品が上映されたほか、ミャンマーなどで取材経験があるジャーナリストらが、軍事政権下での取材活動などについてトークイベントを行いました。

久保田さんは先月30日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで軍への抗議デモを撮影して治安当局に拘束され、その後、扇動罪や入国管理法違反で訴追され、現在、刑務所に収監されています。

自らも去年ミャンマー国軍に拘束され、その後、解放されたジャーナリストの北角裕樹さんによると、拘束の長期化を受け、支援者らが久保田さん宛てにミャンマー語のテキストなどを送っているということです。

ジャーナリスト・北角裕樹さん「彼が伝えたかったミャンマーの状況とか、彼の他にも1万5000人捕まった人がいますので、そういう状況も含めて日本の人に知ってもらいたい。彼はそう思っていると思います」

現地の日本大使館は早期解放を求めていますが、ミャンマー軍の報道官は否定的な考えを示していて、解放の見通しは立っていません。