プーチン大統領、ウクライナ侵攻「国民の大多数が支持している」 年次教書演説で
ロシアのプーチン大統領は、「年次教書演説」を行い、3年目に入ったウクライナ侵攻について「国民の大多数が支持している」として、戦闘を継続する考えを強調しました。
プーチン大統領
「(国民の団結や祖国への献身は)軍事作戦の開始当初から大多数に支持された」
プーチン大統領は「年次教書演説」でこのように述べ、3年目に入ったウクライナ侵攻を継続する考えを改めて示しました。
また、西側諸国がロシアを軍拡競争に引きずり込もうとしていると主張した上で、アメリカが射程に入る核弾頭を搭載することができる大陸間弾道ミサイル「サルマト」を実戦配備したと明らかにしました。
また、フランスのマクロン大統領が欧米の部隊をウクライナへ派遣することを「排除しない」と述べたことを受け、「介入する者は悲劇的な結末を迎える」として、核兵器の使用を示唆してけん制しました。
さらに、反体制派指導者・ナワリヌイ氏の急死をめぐる追加制裁の動きを念頭に、「内政干渉は許さない」と主張しました。