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ジョーダン氏が中国企業を提訴「無断使用」

2012年2月24日 12:48

 「私の名前、私という存在、そして、中国の消費者を守る必要があると考えました」-アメリカのプロ・バスケットボールの元スーパースター、マイケル・ジョーダンさんが、自分の名前を無断で使用されたとして、中国のスポーツウエアメーカーを訴えていたことが明らかになった。

 訴えによると、中国・福建省のスポーツウエアメーカー「喬丹スポーツ」は、ジョーダンさんの中国語表記である「喬丹」を無断で商標登録し、靴やウエアなどを販売していたという。

 ジョーダンさん側は、賠償額などは明らかにしていないが、訴訟は金銭の問題ではないと説明している。一方、喬丹スポーツは訴えに対し、「我々は国の法律に基づいて合法的に商標を使用している」と反論している。

 中国では、アメリカの電子機器大手「アップル」が、タブレット型端末「iPad(アイパッド)」の商標権をめぐって中国企業と法廷で争っている。