総額17億円!中国企業の“爆社員旅行”
中国・天津のとある企業が、社員旅行でフランスを訪れた。旅費の総額はなんと17億円という。
フランスの高級リゾート、ニース。世界のセレブが訪れるこの観光地に突如現れたのは、日本でも“爆買い”でおなじみの中国人観光客。実は、ただの“爆買い”観光客ではなく、社員旅行でやってきたという。
中国・天津でバイオテクノロジーなど幅広い事業を展開する複合企業「ティエンズ」。この社員旅行は創立20周年を記念したもので、従業員の約半数が参加したという。その数、総勢6500人。フランスに行くためチャーターした旅客機は84機。移動に利用した大型バスの台数は146台。4つ星以上の高級ホテル200軒以上に宿泊し、高級デパートや、さらには、あの「ルーブル美術館」も貸し切った、まさに“爆買い”ならぬ“爆社員旅行”。
豪快すぎる旅費の総額は、約17億円。なんとも気前の良いこの“爆社員旅行”がフランスに及ぼす経済効果は、この1回の社員旅行だけで27億円余りにも上るとみられている。