ミャンマーで１日に行われた補欠選挙を受け、アメリカ・クリントン国務長官は４日、経済制裁を一部緩和する方針を示した。

　クリントン長官は「民意を反映しためざましいものだ」と今回の選挙を高く評価した上で、「行動には行動で応じる」として、経済制裁の一部緩和に向けて調整に入ったことを明らかにした。また、ミャンマー政府高官らに対するアメリカへの渡航禁止を一部解除する他、近く、約２０年ぶりに大使を任命するという。

　一方で、政治犯全員の釈放の他、北朝鮮との軍事交流を中止するよう改めて求めた。