戦闘休止の期限迫る…3回目延長に向け交渉続く
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止の期限が1日午後に迫る中、3回目の延長に向けた交渉が続いています。
1日、ハマスが公開した映像では、人質のミア・シェムさんが解放前の車内で「彼らは親切だった」と話し、赤十字側に引き渡される様子が映っています。ハマスは今年10月、シェムさんが治療を受ける映像やメッセージを公開していて、人質をプロパガンダに使っていると批判が上がっていました。解放後、シェムさんは家族と再会を果たしました。
イスラエルメディアによりますと、戦闘休止7日目となった先月30日には8人のイスラエル人が解放されたということです。
こうした中、アメリカのブリンケン国務長官は先月30日、ネタニヤフ首相らと会談し、軍事作戦の再開前に民間人を保護する計画をつくるよう求めていて、イスラエル側も同意したということです。
戦闘休止の期限は日本時間1日午後2時ですが、ロイター通信によりますと、仲介役のカタールなどは、さらに2日間の延長で調整していて、3回目の延長に双方が合意できるかが焦点です。