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NYダウ250ドル安 世界景気の悪化懸念

2012年6月22日 8:28

 21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、約250ドルと大きく値を下げて取引を終えた。

 ダウ平均株価は21日、アメリカ、中国の経済統計が振るわず、世界的な景気悪化をおそれて売りのムード一色になったため、じりじりと値を下げ続けた。ヨーロッパの信用不安より世界的な景気悪化が市場の大きな懸念となり、景気に敏感なエネルギー関連株が大きく値を下げた。

 この結果、優良株で構成するダウ平均株価は、前日比250ドル82セント安い1万2573ドル57セントで取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数も大幅に下落、前日比71.36ポイント安の2859.09で取引を終えている。