スペースXの巨大ロケット「スターシップ」 打ち上げから約8分後に信号途絶える
イーロン・マスク氏が率いる民間企業「スペースX」は巨大ロケット「スターシップ」を打ち上げましたが、打ち上げからおよそ8分後に信号が途絶えました。
「スペースX」が開発中の再利用が可能な巨大ロケット「スターシップ」は日本時間の18日夜アメリカ・テキサス州から打ち上げられました。
打ち上げからおよそ3分後、ブースターは分離には成功しましたが、その後空中で爆発しました。
また2段目にあたる大型宇宙船はおよそ8分後に、高度およそ150キロの宇宙空間に到達したものの、信号が途絶えました。
「スターシップ」は、全長およそ120メートルで、人だと最大100人、貨物だと最大150トンを運ぶ計画で、月や火星への飛行に向けて実験が進められています。
打ち上げは今回で2回目で、今年4月は高度39キロ付近で爆発しました。