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米探査機、火星表面を初めて高画質で撮影

2012年8月9日 15:47

 6日に火星に着陸したアメリカの探査機「キュリオシティ」が、起伏に富んだ火星の表面を初めて高画質で撮影した。

 NASA(=アメリカ航空宇宙局)によると、キュリオシティから地球に送られてきた火星の表面の写真は、これまで撮影された写真の中で最も高画質で、周辺に転がる小石や「ゲール・クレーター」と呼ばれるクレーターの端の部分が鮮明に写っている。また、奥には山脈のような起伏も確認することができ、NASAの調査担当者は「地球のような風景だ」とコメントしている。

 他にも、キュリオシティが自らの姿を撮影した写真が公開された。近く、高画質のパノラマ写真の撮影も行う予定だという。