×

中国、野田首相の尖閣めぐる発言に強い不満

2012年8月25日 15:06

 野田首相が24日の記者会見で「沖縄・尖閣諸島は日本固有の領土で、領有権問題は存在しない」などと述べたことに対して、中国政府は「中国の領土主権を傷つける言論だ」と強い不満を表明した。

 野田首相の尖閣諸島をめぐる発言について、中国外務省報道官は24日深夜、「日本の指導者が公の場で中国の領土主権を傷つける言論をしたことに強い不満を表明する」との談話を発表した。談話で報道官は、「日本は1895年の戦争中に島に関する主権を唱え始め、違法な手段で盗み取った。日本固有の領土という主張は明らかに成り立たない」と反論している。