EU、対日EPA「交渉開始目指す」で合意
EU(=ヨーロッパ連合)は19日、日本とのEPA(=経済連携協定)について、数か月以内の交渉開始を目指すことで合意した。
日本とEUがEPA締結交渉を始めるためには、EUに加盟する27か国全ての同意が必要になる。EUは18日から19日まで開いた首脳会議の声明で、数か月以内に交渉を開始することを目指し、国内での議論を進めるよう加盟国に求めた。
市場開放に積極的なイギリスなどが締結に前向きなのに対し、日本側のさらなる規制緩和を求めるフランスなどが消極的とされていて、今週、玄葉外相や経団連・米倉会長が主要国を歴訪し、早期の交渉開始を働きかけていた。