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深夜のダンス営業規制緩和へ

2014年9月10日 16:22
深夜のダンス営業規制緩和へ

 ダンス営業の規制のあり方を協議していた警察庁の有識者会議は、深夜のダンス営業について原則禁じている今の法規制を緩和するよう求める報告書をまとめた。

 報告書では、風営法により午前0時以降は原則営業を禁止されているダンス営業について、今後はダンスをするかどうかに着目せず、店の照明の明るさや深夜営業かどうかを基準に、それぞれの規制をすべきだと提言している。現在、問題になっている暗い環境で深夜に客にダンスをさせる「クラブ」は、引き続き風俗営業として規制を受けるが、地域の了解が得られた場合は、条例によって朝までの営業も可能とすべきとしている。

 また、「ダンス教室」などについては、風営法の規制対象から除外するよう求めている。

 警察庁ではこの報告書を元に風営法改正案をまとめ、秋の臨時国会に提出する方針。