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日・モンゴル首脳、EPA締結で大筋合意

2014年7月22日 22:14
日・モンゴル首脳、EPA締結で大筋合意

 安倍首相は22日夜、日本を訪問しているモンゴルのエルベグドルジ大統領と会談し、EPA(=経済連携協定)の締結で大筋合意した。

 日本とモンゴルは2009年以来、両国間での貿易や投資を促進するためのEPAの締結に向けて交渉を進めてきた。今回、焦点となっていた自動車や牛肉の税の扱いを巡って大筋で合意に達し、今後10年間で両国間の輸出入にかかる関税をほぼゼロにする予定。

 安倍首相「経済連携協定が大筋合意に至ったことを歓迎いたします」「相互補完性を有する両国経済関係を新たな段階に引き上げる大きな意義を有します」

 日本とモンゴル両政府は今後、牛肉調整品など一部の品目の関税の扱いについて詰めの協議を行い、できるだけ早い協定発効を目指す方針。首脳会談ではこの他、モンゴルの経済政策の策定を後推しするため、日本から経済アドバイザーを派遣するなどして支援していくことでも合意した。