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北の“ミサイル”発射、中国が自制求める

2012年12月3日 1:38

 北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイルを発射すると予告したことに対し、中国外務省が強く自制を求めた。

 北朝鮮が今月10日から22日の間に人工衛星の打ち上げを名目に事実上の長距離弾道ミサイルの発射を予告したことを受け、中国外務省は2日、報道官談話を発表した。その中で、「北朝鮮は宇宙の平和利用の権利を有する」としつつも、「その権利は国連安保理決議などの制限を受ける」として、北朝鮮に対して強く自制を求めた。その上で各国に対し、冷静に対応し、事態がエスカレートしないよう求めた。