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金正恩氏、新建設の人工衛星管制施設を視察

2015年5月4日 6:17

 北朝鮮の国営メディアは金正恩第1書記が新たに建設された人工衛星の管制施設を視察したと報じ、今後も発射を続ける構えを改めて示した。

 北朝鮮の国営メディアによると、新たな衛星管制指揮所は金第1書記が建設を提案、指導したもので、8か月で工事を終えたという。公開された画像には、円盤状の屋根をもつ建物やたくさんの机が並べられている部屋などが写っている。

 金第1書記は満足の意を示し、「宇宙開発はわが国の合法的な権利である」「宇宙開発事業は誰かが反対するからといって放棄するものではない」と述べたという。北朝鮮は2012年、国際社会が反対する中、人工衛星と称する事実上の弾道ミサイルを発射したが、今後も発射を続ける姿勢を改めて示した形。