シャープ“中小企業”変更 資本金5億円に
シャープが、経営再建策の一つである資本金を中小企業並みに減らす案を変更することがわかった。
シャープは業績の悪化で積み上がっている損失を解消するため、資本金を中小企業と見なされる1億円にまで減らすことを検討していたが、これを5億円までに変更することがわかった。
資本金1億円以下の場合、中小企業と見なされ、税金が優遇されるが、これについては「違和感がある」という指摘があがっていたことなどから、大企業としての納税義務を果たす5億円までの減資に変更する。
シャープは14日、非効率な工場の閉鎖や人員削減などを盛り込んだ抜本的な経営再建策を発表する。