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韓国大統領選 朴氏と文氏が最後の支持訴え

2012年12月18日 12:47
韓国大統領選 朴氏と文氏が最後の支持訴え

 韓国の大統領選挙は19日、投票日を迎える。事実上の一騎打ちとなっている与党・セヌリ党の朴槿恵候補と最大野党・民主統合党の文在寅候補が18日午前、最後の記者会見を行い、国民に支持を訴えた。

 朴候補は「国民生活と統合の新しい道か、失敗した過去に向かう道か、皆さんはどちらを選択されますか?」と述べ、庶民の暮らしを最も重視すると強調。また、「新しい変化と改革によって、韓国初の女性大統領の時代を開いてください」と述べ、韓国初の女性大統領誕生に向け支持を訴えた。

 文候補は、「セヌリ党は国家を代表する能力も資格もないことが立証されました」と李明博政権の5年間を批判し、「新しいチームへの交代が必要です」と述べて政権交代が必要だと強調した。

 12日に発表された「jtbc・リアルメーター」による世論調査では、朴候補が48.0%、文候補が47.5%と、朴候補が僅かにリードしているものの、終盤に文候補が追い上げていて、接戦となっている。

 投票は19日午前6時から午後6時までで、夜には大勢が判明する見通し。