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錦織選手、接戦制しウィンブルドン初戦突破

2015年6月30日 11:50

 テニスの4大大会、ウィンブルドン選手権の男子シングルス1回戦で、錦織圭選手(25)がフルセットの接戦を制し、2回戦進出を決めた。

 世界ランキング5位の錦織選手の初戦の相手は同55位のS・ボレリ選手。去年のこの大会でも対戦し、フルセットの末に勝利した相手に対し、錦織選手はラインぎりぎりのショットを決めるなど、6-3で第1セットを奪う。続く第2セットを落とし、セットカウント1-1で迎えた第3セット。今度は積極的に前へ出てネットプレーでポイントを奪うなど、前の試合で痛めた左ふくらはぎの不安を感じさせないプレーで再びリードする。

 しかし、続くセットを奪われ、試合は去年同様フルセットまでもつれる接戦に。錦織選手はメディカルタイムアウトを取り、痛めている左ふくらはぎの治療を受けたが、それでも粘る相手を振り切り、3時間を超える試合を制し、2回戦進出を決めた。

 錦織選手「脚の状態もそんなに悪くないので、たぶん大丈夫だと思います。プレー自体は良かったので、集中力を保つことと、もう少し修正できたらもうちょっと良くなると思います」

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