中国の4~6月期GDP 前年同期比+6.3% “ゼロコロナ政策”反動か
中国の今年4月から6月までのGDP(=国内総生産)の成長率は、去年の同じ時期に比べて6.3%のプラスとなりました。
中国政府が17日に発表した4月から6月までのGDPの成長率は、前年同期比でプラス6.3%となりました。
ただ、去年の同時期は上海市がロックダウンするなど、ゼロコロナ政策で経済が混乱した時期にあたり、その反動で成長率が押し上げられたとみられます。また、上半期全体ではプラス5.5%となりました。
一方、上半期の不動産の開発投資額はマイナス7.9%と不動産市場の低迷が続いているほか、16歳から24歳までの若者の失業率は21.3%と深刻な状況が続いていて、中国経済の先行きは不透明なままです。